クズ大学生日記

俺は留年系大学生。日々のクズな大学生活をまったり書いていくぜ。

クズ大学生日記1 〜パチスロしすぎて留年が金保留、赤カットインです〜

俺は関西の大学に通う大学生。

勉強にサークル、恋愛に大忙しのごく普通の大学生!になるはずだった…。

だが現実はほぼ留年が確定しそうな超ヤバイ状況におかれている。

パチンコの花の慶次漆黒で例えたら、留年信頼度は金保留、カットインは赤、なんなら入賞時バイブもあるかもしれない。

そこで、俺は留年しないために勉強を頑張って、教授のお情けをもらう作戦を実行する…のではなく、結構面白い(とてもクズな)大学生活をネタとしてブログに書いてみたいと思う。

 

まずは俺の今の状況を伝えておきたい。

俺は今3回生。

俺が取得しないいけない単位は大きく分けて

一般教養科目、必修科目、選択科目

の3つだ。

どの単位も足りていないのだが、

その中でも今一番ヤバイのは一般教養科目だ。

4回生に進級するには一般教養が28単位いるのだが、

今の俺には16単位しかない。

一般教養科目はほぼ1科目で2単位なので、最低でも今年6個の授業を同級生より

多く受けなければならない。

しかし、必修科目、選択科目と時間割が多くかぶっており、

最高で3個しか一般教養科目を受講できない。

あれ?これ確定演出じゃね?

 

 

〜0章〜  俺、浪人するってよ

時は遡り、高校3年生の冬。俺の学力は地方国公立大学に受かるくらいの学力だった。

そして見事に地方国立のある大学の工学部に受かった。

そこでまず、人生でのトップ5に入る選択ミスをしてしまう。

とにかく稼げる職につきたかった俺は、その時は社長か医者しかないと思っていた。

「社長はなんか難しそうだな。医者は医学部じゃないと無理だな。」

俺は唐突に、医者になって金持ちになる未来を想像した。

いや、想像してしまったと言ったほうが正しいのかもしれない。

「俺、医学部行って医者になるから浪人するわ!」

この時の親の顔、高校の先生のポカーンとした顔は今でも覚えている。

その時の俺の熱意は凄まじいもので、親の説得に成功してしまい、受かった大学を蹴って

浪人し、予備校に入った。

予備校に入ってから夏までは鬼のように勉強した。夏あけにある全国のマーク模試、記述模試の総合判定が、俺の第一志望の地方国公立大学医学部医学科に対してB判定だった。

俺の現役時のセンター試験が570点、この時のマーク模試は750点。かなり成長している。

センター試験を受けたことがある人にはこの成長の大きさはわかってもらえると思う。

しかし、俺も油断したんだと思う。成長を実感した途端、ものすごい性欲が俺を襲ってきた。

毎日毎日、来る日も来る日も朝からムラムラする。

俺は午前中の授業を休みがちになった。

平日5日のうち3日は休んだ。

休んだ日は、昼までに自室で2回オナニーした。

そして気分が乗ったら昼から予備校に行った。

まあ行ったところで2回発射して疲れている俺は集中できるわけなかったのだが。

そのまま12月になった。

11月末に受けたセンタープレの得点は690点。めっちゃ点数が下がった。

俺は本番で780点は取りたい。かなり追い込んで勉強しないといけない。

しかし、

「ムラムラが止まらねぇ!!」

こんな状況で勉強できるわけなく、結局本番の点数は640点だった。

センター試験本番中ですら、習慣ついていたのか午前中はものすごくオナニーしたかった。

本当に俺ってクズだ。

そしてなんやかんやあって、現役の時よりも少し上のレベルの地方国公立大学の工学部に

落ち着いた。

親は俺が当初の目標よりもかなり下のレベルの大学に行ったのに、

合格したことに泣いて喜んでくれた。

オナニーしすぎて学力が落ちていたなんて事実は、

墓場まで持っていくことになりそうだ。

 

ここまでが俺が大学生になる前の話。

この時の俺は留年はおろか、キラキラ大学生になれると思っていた。

 

 

 

〜1章〜  俺、一目惚れでブラック部活へ入部

俺は大学に入学した。

入学当初は、何かしらウェイ系のサークルに入って、彼女も作って、楽しい大学生を送ろうと思っていた。

俺の行っている大学では体育会の部活の新歓にとても力が入っていて、

入る気が全くない子でも、試合観戦などについて行けばこれでもかというくらい

タダ飯を食わせてくれた。そんな新歓が1ヶ月続く。

一人暮らし始めたてでバイトもまだ決まっていない俺にとって、タダ飯はとても魅力的なもので毎日のように様々な体育会の部活の新歓に行った。

入学して一週間くらいだろうか。

その日行った部活の新歓で、俺の前の席に座った一個上の女子マネージャー。

しょっぱなから周りの話が全く耳に入ってこない。

その人の声しか聞こえない。いや、聞きたくない。

そう、電撃的一目惚れであった。

その次の日から、その人の所属する部活の新歓がある日は毎回出席した。

そして気づけば入部していた。

「みなさんの迫力あるプレーに惹かれて入部を決意しました。」

なんてありきたりな理由を言ったが、本心はその人をずっと見ていたい

だけだった。

この部活がとてもブラックだった!!

種目名はあえて伏せるが、

・練習は大学の施設ではできない

・練習のために、ある場所を貸し切りにする必要がある

・貸し切りできるのは一般営業の後なので深夜練習になる

・大学から遠い場所のため、帰ってきたら早朝の4時とか5時になる。

こういった感じだ。

しかも部員みんなが真面目に勝ちを目指して練習する。

これだけ言えば大変な部活であることは想像つくであろう。

ある程度は入部前に説明されていたのだが、根拠もなくいけると思っていたし、

一目惚れしたマネージャーと一緒ならなんでもいいと思っていた。

もちろん一限は無理ですよね!

それどころか昼まで大学行けませんよね!

しかし授業に行けない事よりも、シンプルに部活が楽しくなってきて辞めずにまだ続けてる。

この部活は4回生の秋まで現役として残る部活だ。これからも続ける予定である。

これが原因で主に午前中に開講されている一般教養の授業に出席できず、

一般教養科目の単位が足りないという状況になってしまったのだ。

これだけだとまだ一般教養科目を落としているだけでいくらでも修正がきいた。

しかし部活は1回生が終わってもある。そう、2回生でも俺は朝大学に行けなかった。

しかも、2回生になると午前中に多くの必修科目が入ってくるため、この時点で

俺はちょっとやばいことに気がついていた。

しかしながら、1回生→2回生→3回生への進級についてはそれほど制約がないため、

俺でも進級できた。

しかし2回生で落とした単位があまりにも多すぎたため、今俺は地獄を見ているのだ。

 

 

 

〜2章〜  俺、スロットに溺れる

俺は仕送りをもらっていない。

一人暮らしを始めると、必然的にバイトを始めなければいけない。

そこで俺はとりあえず時給が高かったパチンコ屋でバイトをすることにした。

俺はパチンコ屋でバイトするまではパチンコ屋に入ったことすらなかった。

俺は衝撃を受けた。

あのキュインキュインという謎に高揚感を感じる音がバイト中ずっと聞こえるのだ。

(後にそれは脳汁であると判明)

しかも、俺がバイトしている店にはスロットで勝って生計を立てる人、

いわゆるスロプロや専業と言われる人が何人かいた。

バイト始めたての時はスロットの設定の概念すらなかったが、

今考えると当時からバイト先は小さい店なりには、日頃から高設定を使っていた。

俺の出勤日ではほぼ勝っている専業を見て、スロットの勉強さえすればスロットで楽しみながら稼げるのではないか、などと浅はかな考えを持った。

それで俺はとりあえず5スロを打ってみた。

初めて打った機種はカイジ3だった。

初めてのスロットは5スロで4000円ほど負けたが、

カイジ3の筐体から流れる

「圧倒的閃きぃ!!」

というセリフに脳汁が止まらず、給料が余りそうなら

その金でカイジ3を打ちにいくという生活を2回生手前まで続けた。

この時はまだ全然勝てていなかったし、金もないからスロットで授業を

サボるなんてことはしなかった。

2回生になる直前、春休みの終盤に、

今まで打ったことなかったパチンコも打ってみたいと思った。

その日の前日は5スロで1万円ほど勝っており、

無謀にも4円の北斗無双を打ってみた。

投資1500円、これがビギナーズラックと言うのだろうか、

あまり信頼度のない演出から初当たり、さらにはSTをゲットした。

何が起こっているかよく分からないままケンシロウを選び、

気づけば2万2千発出ていた。

今まで5スロしか打ったことなかった俺にとって、約8万円勝ちは十分に爆勝ち

であった。

それを機に、俺は20スロで勝っていくためにスロットの勉強に打ち込んだ。

俺はその時は朝からパチンコ屋に行くことはなかったため、

期待値稼働するためにまずは天井狙いやゾーン狙いを勉強した。

しばらくすると収支も安定してきて、月に5万くらいは普通に浮かせれる

ようになっていた。

こうなってくると楽しい。パチンコ屋に行く回数も次第に増え、

「設定6が打ちたい。」

そう思うようになった。

そしたらやることは一つ。

近くの店で強い日があれば朝から並んで抽選を受ける。

関西は特にスロットの取材(簡単に言うとイベント)が多い。

探せば毎日どこかしらのお店がスロぱちやスタレポなどから始まる

強い取材を入れている。

初めて抽選から並んだ日、スロぱちのトレジャーだったと思う。

人数は確か450人くらい。

俺の番号は49番だった。

この番号なら60台近くあるバジリスク絆に座れる。

俺は、トレジャーだから台番号末尾に注意しないといけないのに、

とりあえず空いていた絆に座った。

投資2千円、1回目のBCでまさかの6ベル撃破。

あっさりと設定456が確定した。

そのBTは伸ばせず、600枚ほどで終了。

出玉はすぐ飲まれ、追加投資を始め、投資2万5千円。

456確の台をやめれず一旦休憩を取る。

食事をとって、休憩解除から1G目に強チェリーを引いた。

左の巻物が開いたと思ったら、

若い弾正とお幻に、確定の2文字。

BCとったか、と思ってレバーオンすると、

あれ?おかしい。リールが逆方向にずっと回ったままだ。

そう、俺は初めて朝からパチンコ屋に行った日に良番で絆に座り、

456確をツモり、遂にはフリーズを引いてしまったのだ。

ちなみに強チェリーからフリーズを引く確率はだいたい50万分の1くらいだ。

その日はフリーズを引いたものの4万勝ちくらいだったが、ここから俺はさらに

スロットにのめり込んでいく。

設定狙いするために、授業を飛んでは朝から並んだ。

店の傾向を調べたり、勝つために色々勉強した。

留年が危ういやつがよく言うセリフTOP5には入ってくるであろう、

「この授業はあと○回休めるから大丈夫」

これが俺の口癖になった。

結局俺は休める回数を越すことが多かったが、

もうこの頃には月に15~20万円ほどはスロットで浮いていたので、

特に何も考えていなかった。

いわゆる学生兼業というやつだ。

気がつけば俺は必修科目も選択科目も単位が足りない、

一般教養科目についてはもうツンでる、という状況になっていた。

 

 

 

まとめ

ここまで読んでくださった人は思っているだろう

「こいつ金保留とか言ってるけど、確定演出じゃね?」

そうですね。それは俺も思っています。

しかし、この状況を前向きに捉えてですね、

ブログを始めてみたり、YouTubeとかも始めたいな、なんて思ってます。

部活とスロットのせいでこんな状況におかれている俺ですが、

これからもこの

クズ大学生日記

を書いていこうかなと思います。

今スロットにハマっていたり覚えたての大学生諸君、

スロット打つために授業飛ぶとか辞めとけよ!